アスファルト舗装工事
ここでは、アスファルトの種類と舗装工事の内容を解説します。 アスファルトにも色々な種類があり、水を浸透させるものやそうでないものまで、路面によって使い分けられています。 アスファルトの下にある路盤を造る工事も必要になります。
コンクリート舗装工事
コンクリートの舗装工事手順を説明しています。 短い施工期間で仕上がるアスファルトと違い、硬化に時間の掛かる生コンを打設して、硬化させる工事です。 真空コンクリート工法と呼ばれる滑り止め対策工事についても紹介しています。
コンクリート舗装の特徴
ここでは、コンクリート舗装の特徴についての説明をしています。
一般道路では、施工性の高さからアスファルトの普及率が高くなっていますが、場所によってはコンクリートの路面の方が適している場合もあります。
コンクリートとアスファルトの違いとは、なんなのでしょうか?詳しく説明します。
コンクリート舗装に使われる生コンは、水、砂、砂利、セメントを混ぜ合わせたものです。生コンは打設してから大体、30日間以上の養生期間を置くことで硬化していきます。頑丈であり、劣化しにくいという特長があり、重量の大きな車両が頻繁に通るような主要道路に施工されていることが多いです。
ただ、長期間に渡って乾かさないといけないので、交通量の多い道路では、すべての路面にコンクリートを用いるわけにはいかず、施工してから割とすぐに車両が通れるようになるアスファルトの方が、道路では多く普及されています。
アスファルトとは、原油を蒸留した時に発生する物質のことで、ビチューメン(瀝青材料)ともいいます。これは加熱することで接着性の高い素材になります。工事では、150度前後まで加熱したアスファルトを敷いて、ローラー車両などでプレスし、50度前後まで冷ますことで、車両が通れる道路が完成します。コンクリートと比べて施工期間が短く、走行性も良いので、全国的に普及しているのですが、紫外線や外圧によって劣化しやすいという難点もある素材です。